明けましておめでとうございます。
1615年大阪夏の陣で戦の時代が終わり、それを見越して初代雲平が京都・二条麩屋町にて筆屋を構えてから今年で創業400年を迎える事が出来ました。これも偏に今日までお世話になった多くの先生方やお客様からの御愛好あってこそだと思います。心より御礼申し上げます。創業以来、江戸、明治、大正、昭和、そして平成へと移りゆく時代の中で、伝統の技を守り、技術を磨き、巻筆作りに励みつつ、筆墨硯紙専門店としてよりよい品をお客様にお届けできるよう心がけてまいりました。元は空海が中国に渡り技術習得し日本に伝えた伝統製法の巻筆は江戸時代から明治初期にかけて水筆(現在の製法の筆)の輸入やその国産化の影響で段々使われなくなり、職人も減り、現在巻筆製造の職人は2人のみになりました。数々の困難を乗り越えて店を守り継いできて頂いた先代へ敬意と感謝の思いを大切にし、国内唯一の伝統製法である巻筆を絶やさず、これからも少しでも多くの方にその存在価値を認知して頂くことを目指します。 どうぞ今年もよろしくお願い致します!
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