平城京遷都1300年にあたる今年2010年、
NHK大阪放送局が
「聖徳太子」、「大化改新」に続き
「大仏開眼」というドラマを作成されました
物語の見どころは、8世紀、大仏建立を巨大エポックとするこの時代、大陸に派遣された遣唐使が伝えた思想と価値観は天平文化として華麗に花開き、「日本」という国家のかたちが出来上がりつつありました。しかしその裏では天皇を支える貴族間の政争、また税と飢餓に苦しむ民の姿がありました。混沌としたエネルギーに溢れたこの時代に、人々はどのような国を作り、また何のために巨大な盧舎那仏を作ろうとしていたのか。
ドラマでは唐から帰国して理想の国づくりに向かって思い、悩み、そして突き進んだ天才・吉備真備、大仏建立を命じた父・聖武帝の背中を見つめ続けてきた阿倍内親王(後の孝謙天皇)、そして二人の最大のライバルとして権勢を競い合った藤原仲麻呂の三人を軸にすえ、そこに生きた人々が繰り広げた愛と憎しみ、野望と挫折の人間模様をダイナミックに描き、日本人とは何かを問いかけるといったものであります
話は
前篇(4月3日(土)総合19時30分~20時59分)、後編(4月10日(土)総合19時30分~20時59分)とに分かれます(*^^)v。
この後半にクライマックスの大仏様に目を描くシーンがあるのですが、その描く筆に
弊社の
天平筆が使われています
この筆は現在、
奈良正倉院に納められているのと同じモデルです(*^_^*)。
もしお時間ある方は見ていただけると嬉しいです(●^o^●)。
攀桂堂(はんけいどう)HP